「輪廻のラグランジェ」見終わりました。
あらすじ
ジャージ部(人助け部)に所属する京乃まどか(主人公)は人助けの使命感に燃える高校生である。ある日まどかの前にフィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティ(通称:ラン)と名乗る少女からロボットに乗って欲しいと頼まれる。ファロス(海上基地)に連れられたまどかはロボット(オービッド)に搭乗し、来襲した外敵と戦うことになる。
感想
千葉県鴨川市の地域振興を前面に打ち出したアニメとなっています。「鴨川推し」があざと過ぎて波紋を呼んだ作品でしたが、アニメファンにとって「聖地巡礼」は非常にテンションの上がるイベントなので、それはそれで良いのではないかと思います。
アニメの内容についてですが、キャラも立ってるし作画も美しくロボのデザインもカッコよくて個人的には素晴らしいと思いました。
そして肝心のストーリーですが、このアニメをロボット戦争アニメとして見たいか学園日常アニメとして見たいか、見る人の目的意識によって視聴し続けるモチベーションが大きく変わるかと思われます。結果的に全体として中途半端な印象を受けてしまうのではないでしょうか。
大変評価の分かれるアニメですが、あまり深読みせずに楽しんで見てもらえれば普通に面白いアニメだと思います。
キャラクター
主要キャラの3人は個性的で魅力あるキャラになっていると思います。ただし「まるっ」「わん」「かしこまり~」の口癖をキャラ立てとして見るか、ウザいと感じるかによって評価が変わってしまいます。
ストーリー
シナリオとして、いくつかのパートに分かれたストーリー展開となります。ロボットの戦闘シーンはそれほど多くはありません。どちらかというと、鴨川の防衛、日常、友情、学園生活、戦争、過去の真実等、様々なテーマの解決手段としてロボットの戦闘が行われるといった流れでしょうか。
評価の分かれ目として、後に回収されることを前提とした伏線が数多く見受けられるのが見る人を戸惑わせる点かと思われます。
評価
キャラ ★★★★☆
総合 ★★★☆☆
2クールです。人気アニメでしたが、色々な意味で人によって評価が大きく変わる作品です。