「ロード・エルメロイII世の事件簿」見終わりました。
あらすじ
「Fate/Zero」の10年後の世界が描かれる。「第四次聖杯戦争」の7人のマスターの内の一人であるウェイバー・ベルベットが主人公の物語。ウェイバーは第四次聖杯戦争の生き残りの一人で、聖杯戦争終結の半年後に聖杯戦争で命を落とした恩師のエルメロイ教室を多額の借金をして買い取った。その後約十年間「ロード・エルメロイII世」としてエルメロイ教室の講師を行いながら次回の聖杯戦争でかつて共に戦った英霊に出会うのを夢見ていた。
ウェイバーが「ロード・エルメロイII世」となった経緯はエルメロイ家の時期当主ライネス・エルメロイ・アーチゾルテに拉致されたことに起因するが、それを機にライネスから度々面倒な難事件の依頼が持ち込まれることになる。
感想
「Fateシリーズ」なので勿論バトルはありますが、ジャンル的には推理ミステリー物になります。ただし「魔術」が存在する時点でコナンや金田一のような本格推理ミステリーは成立しません。そんな何でもアリの世界で事件を推理して解決に導くというのが逆に斬新で面白かったです。
キャラクター
「Fate/Zero」であれほど弱々しかったウェイバーが威風堂々としたキャラに成長しているのは嬉しい限りです。相変わらず戦闘は弱いですが、その分頭のキレが格段に成長しています。Fateシリーズではお馴染みのアーサー王伝説関連キャラも登場します。
ストーリー
前半はロード・エルメロイII世の推理力を駆使して難事件を解決に導く短編が続きます。後半パートに入ると、この物語のメインとなる「魔眼蒐集列車」のストーリーが始まります。もちろんFateシリーズには欠かせない「英霊」も登場します。
ラストは完全に途中で終わっていますが、きっと2期目が放送されると思うので楽しみにしておきます。
評価
キャラ ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
1クールです。2期目を期待しましょう。