2024年2月8日更新
過去や未来を飛び回るおすすめアニメをご紹介します。ちなみにタイムリープ物ということ自体がネタバレにつながる可能性もありますのでご注意ください。
【新着】
16bitセンセーション ANOTHER LAYER
秋里コノハは美少女ゲーム制作会社ブルーベル所属でサブのイラストレーターである。美少女ゲームが大好きで入った会社だったが、思うような仕事をさせてもらえず、その上、今や美少女ゲーム業界はソシャゲやVチューバーに圧倒されてしまっていた。
そんなある日、たまたま立ち寄った中古ゲームショップがきっかけで、過去にタイムスリップすることに。コノハは美少女ゲーム全盛期の時代で、美少女ゲーム作りを始める。
意外過ぎる展開で驚かされます。PC98やMS-DOSといった時代背景や当時の秋葉原の街並みも懐かしく思い出されます。『同級生』や『Kanon』といった名作エロゲが実際の品名で出ているのもビックリです。
タイムリープ＋クリエーター物という贅沢なジャンルで構成されています。
全13話完結。一気見でどうぞ。
ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
ティアムーン帝国の財政は悪化し、追い打ちをかけるように飢饉が蔓延。民衆が革命を起こして近隣国が革命軍に手を貸して介入。ティアムーン帝国の第一皇女ミーア・ルーナ・ティアムーンは17歳で幽閉され、3年後に断頭台にかけられて処刑される。
これは、やり直しの物語。12歳の自分に転生したミーアは８年後の未来までつけていた日記を元に、断頭台の処刑から逃れるべく奔走する。
大変シリアスでショッキングな始まり方をしたので、鬱系ストーリーかと思いましたが、内容は全く違いました。
時間が戻ったことで処刑される運命を回避する物語ですが、主人公天然で周囲が勝手に勘違いする系のギャグっぽい展開です。
全13話。
【タイムリープ】時空を超えて活躍するアニメ【11位～1位】
11位 ISLAND
ある島の海岸に一人の青年が流れ着いた。彼は記憶を失くしていたが、自分がタイムトラベラーで少女を助けるということだけは覚えていた。排他的な島だったが、島の浦島御三家の御原 凛音と出会うことで御原家の使用人三千界 切那として働くことになる。
アドベンチャーゲームからの移植アニメです。ストーリー的にはいかにもゲームっぽい展開で、恋愛色が強い内容となっています。
単純なタイムトラベル物ですが、よく分からない部分もありましたので、もしかするとゲームをプレイしないと理解できないのかもしれません。
全12話。
10位 失われた未来を求めて
内浜学園に通う秋山 奏（主人公）は幼馴染の佐々木 佳織らと天文学部に所属していた。ある日主人公は、学内で地鳴りと共に突然現れた全裸の少女古川 ゆいを発見する。
ゆいを加えた天文学部のメンバーは学際の準備をしながらも学内での不思議な事象の調査を行っていた。そんなある日、佳織が事故に巻き込まれて意識不明のまま目を覚まさなくなってしまう。
個人的にゲームからのアニメ化については否定的です。これは分岐するべきストーリーを一本にまとめられた内容に、どうしても無理を感じてしまうためです。
この作品については18禁アドベンチャーゲームのアニメ化にしてはしっかりとした物語展開だと思います。
全12話。
9位 orange
10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こすシーンから物語は始まる。
高校生高宮菜穂は2年になる始業式の日、玄関に自分から自分宛の手紙が届いているのに気付く。その手紙には十年後の未来の自分からだと書かれており、進級と同時に転校してくる成瀬翔を救って欲しいという内容が書かれていた。手紙の内容と現実との符合に戸惑いながらも「翔の自殺」という運命を回避しようと奔走する。
一人の少年を救うため懸命に思い悩む少年少女たちの友情と恋愛の物語です。この物語については見る人によって感じ方が大きく異なる内容だと思いますが、何かしら心に染み入るアニメになっています。
ジャンル的には手紙を送った世界と送られた世界のパラレルワールドの物語ですが、SFというより恋愛と友情の色が強い内容となっています。
全13話。
8位 色づく世界の明日から
魔法使いの認知された未来の世界。高校2年生の魔法使い月白 瞳美は幼い頃に色彩を失い、モノクロの世界で暮らしていた。ある花火大会の夜、睦美は祖母から高校2年生の祖母に会いに行くように言われ、魔法で過去に送り込まれる。2018年にたどり着いた先は見知らぬ高校生男子葵 唯翔の部屋だったが、窓から抜け出す姿を葵 唯翔の同級生に隠し撮りされてしまう。
ある理由で色を失った少女が過去の世界で暮らし、様々な出会いによって色を取り戻していこうとする物語です。恋愛や友情を通して少女が成長していく様子が感動的に描かれています。
ジャンルとしては恋愛、魔法、タイムトラベルと色々な要素が含まれていますが、メインは学園ラブストーリー物となります。
タイムリープ物としての要素は薄いですが、感動モノとしてお楽しみください。
全13話。
7位 ぼくたちのリメイク
美少女ゲームメーカーに転職した橋場恭也（28）だったが、ゲームが売れずに会社が潰れてしまった。恭也は高校卒業後、普通の大学と大中芸術大学映像学科の二つの大学への進学に悩んでいた。結局クリエイターになる自信がなかったから普通の大学に進んだが、芸大に行っていたらどうなっていたのだろうと後悔していた。
実家に戻って再就職したものの上手くいかなかったが、ある日、目覚めるとそこは戻りたかった10年前の世界だった。
ありがちなタイムリープ物ですが、過去に戻れた理由はよくわかりません。それでもストーリーとしてはタイムパラドクスもしっかり発生して、それなりに楽しめました。
1クール全12話。キリの良い終わり方なので一気見にどうぞ。
6位 Charlotte
乙坂有宇（主人公）は５秒間だけ他人に乗り移れるという特殊能力を持っている。有宇はこの能力を使ってイタズラやカンニング行為を行っていた。そんなある日、有宇の前に友利 奈緒（ヒロイン）が現れ、特殊能力を見破られてしまう。有宇は奈緒の高校に転校させられ、他の特殊能力を持った人探しを手伝わされることに。
評価が真っ二つに分かれたアニメです。序盤からのテンプレ展開から、同じ作品とは思えないほどの急展開が始まります。序盤だけ見て断念するのは勿体ない作品だと思います。
1クール1期完結。ラストは尺足らずの駆け抜けだという人もいますが私はそうは思いません。感動のエンディングでした。
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5位 涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒ（主人公）はタダの人間には興味がない。ハルヒはその美貌とは裏腹に常日頃から宇宙人、未来人、異世界人、超能力者に出会いたいと奇怪な言動を繰り返してきた。ハルヒはこれらと出会うために「SOS団」を結成。ハルヒだけ知らなかったが実はキョン以外はタダの人間ではなかった。
タイムリープがメインのストーリーではありませんが、この作品を語る上では欠かせない「例のタイトル」があるためこのジャンルにエントリーしました。私の場合は一気見だったので「アリ」でした。リアルタイムで放送を見ていた人にとっては大問題だったと思います。
ジャンルは学園ＳＦ。
全28話。
問題のタイトルの件もありますので是非とも一気見をお勧めします。
4位 僕だけがいない街
売れない漫画家の藤沼悟（主人公）は自身で「リバイバル」と呼んでいる悪いことが起きる1分から5分ぐらい前に戻って同じ光景を見るという特殊な能力を持っている。これまでも何度かこの能力を使ってトラブルを回避してきた。
ある日、ある事件をきっかけに18年前の小学生の時までリバイバルしてしまう。
メディアミックスされたことで有名となった作品。とにかくストーリーが秀逸です。ここでは何を書いてもネタバレになるので語りませんが、結末も十分納得できるものとなっているので絶対おすすめです。
ジャンルはサスペンスストーリー物。
1クール1期。完結まで駆け抜けています。
一気見にお勧めです。
3位 Re:ゼロから始める異世界生活
引きこもり高校生のナツキ・スバルはコンビニ帰りに突然異世界へと召喚される。子供が馬車に轢かれそうになって「俺のターン来た！！！」と叫ぶも何も起こらず。誰が召喚したかも分からず持っているものといえばコンビニ袋と使えない携帯のみ。無法者にからまれているところに謎の美少女が現れる。
異世界召喚とループものが合わさった作品です。設定は素晴らしく面白い。出てくるキャラも立ちまくってて、特にレムたん鬼だけどマジ天使です。ですが、どうにも中盤での主人公の鬱展開がしつこく感じてしまいます。これはあくまで個人的な好き嫌いの問題ということで、アニメの評価としては最高の出来だと思います。
1期全25話＋2期全25話。
2位 サクラダリセット
日本の片隅にある街「咲良田」。人々のおよそ半数が千差万別な異能力を持つ。咲良田の芦原橋高校に通う春埼美空は世界を最大3日分巻き戻す「リセット」の能力を持つ。ただし本人も一緒にリセットされてしまうためリセットを使った記憶ごと失くしてしまうという意味の無い能力だった。そして全ての言動を思い出せる「記憶保持」の能力を持つ浅井ケイと出会うことによって二人は様々な事件を解決していくことになる。
何でもアリでありながら制限のある異能力を使用して様々な難題に取り組んでいく世界観はたまらなく面白い。不器用すぎる恋愛もからめながら進んでいくストーリー展開とそれぞれの持つキャラクターがとても魅力的に感じます。
終盤の異能力を駆使した知略戦は手に汗握る戦いです。
全24話。
見る回数を重ねるほど新しい発見があって面白いアニメです。
1位 STEINS；GATE
ある朝、中二病全開の大学生岡部倫太郎とその幼馴染の椎名まゆりは中鉢博士の会見を見るために秋葉原のラジ館へ向かった。その会見中、天才少女牧瀬紅莉栖から「15分前に話しかけられた」と覚えのないことを言われたのち、彼女が刺されているのを発見する。だが気が付くとラジ館の前にいてその屋上には人工衛星が激突していた。自らの記憶との食い違いを訝しんだ倫太郎は秘密機関からの記憶操作を疑う。その3時間後タイムマシンの講演会で傷一つない紅莉栖に出会うことから倫太郎は「時間」と「選択」に翻弄されていく。
言うまでも無くタイムリープ物の代表作です。ストーリーは勿論最高ですが、主人公の中二病っぷりが楽しくて仕方がありません。
二つの世界線それぞれの続編がありますので併せて視聴するのも良いでしょう。
全24話。
・STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ（劇場版）
・シュタインズ・ゲート ゼロ（全23話）
