2021年の秋アニメでは49本の新作地上波放送がありました。
これらアニメから面白かったランキングをご紹介します。
【11位～10位】
11位 終末のワルキューレ
700万年続く人類の歴史が今幕を閉じようとしていた。その原因は他ならぬ人類の創造主である神の意志によって滅亡を終末を迎えようとしていた。
1000年に一度の神たちによる人類存亡会議にて人類の終末がまさに決定しようとした瞬間、ワルキューレ13姉妹の長姉ブリュンヒルデから待ったが掛かった。神vs人類の最終闘争『ラグナロク』によって人類の終末を決めようというのである。人類の存続を賭けて13名の最強の人類と神たちとの闘いが始まる。
神話の神々と人類歴史上の偉人たちとのタイマン対決。この設定で面白くない訳がありません。対決ラインナップを想像するだけでも震えが止まらない内容です。
ジャンルはバトル物。
1クール12話。当たり前ですが途中で終わっていますが、もちろん２期目が決定していますので楽しみです。
10位 最果てのパラディン
引き籠りだった主人公は異世界に転生した。赤子となって目覚めた主人公は３人のアンデッドに囲まれていた。
ウィリアム（主人公）はスケルトンのブラッドからは剣術、ミイラのマリーからは一般常識と信仰を、ゴーストのガスからは魔法と学問を学んで育った。
３人のアンデッドは生前は吟遊詩人に語り継がれるほどの英雄だったが、魔王「上王」を封印するために不死神と契約し200年間アンデットとして過ごしていた。
３人のアンデッドに育てられたウィリアム（ウィル）は15歳の成人となり、新たな旅立ちをむかえる。
異世界転生モノですが、転生要素は全くありません。単なるファンタジー物として観れば、それなりに楽しめます。
キリの良い終わり方でしたが、２期目の制作が決定したようなので楽しみです。
ジャンルは一応、異世界転移モノ。
全12話
【9位～1位】
9位 さんかく窓の外側は夜
書店でアルバイトをする青年三角康介の眼には妙にはっきり見えてしまうものがある。おそらく死人だろう。
書店で偶然出会った除霊師の冷川理人に誘われ、除霊の助手になることとなった。
二人は除霊の仕事をするうちに、ある連続殺人の事件に関わることになる。
原作がＢＬ誌なので時折それっぽい表現もありますが、気になるほどではありません。オカルトミステリー物として普通に楽しめる内容になっています。
キリの良いところで終わっていますので、一気見に最適です。オカルト好きならどうぞ。
全12話。
8位 見える子ちゃん
女子高生の四谷 みこ（主人公）は、ある日突然ヤバイやつが見えるようになった。見えていても平静を装って見えないフリをしていると去っていくことに気付いた主人公は、徹底的に無視することに決め込んだ。恐がりな主人公の気持ちとは裏腹に次々とヤバイやつが現れる。
必死に見えないフリをする主人公がたまらなく面白可愛い。そしてその可愛さとヤバイやつのおぞましさとのギャップが楽しい。振り向いたら突然そこにいる系のホラーとしての面白味もあります。
ジャンルはホラーコメディ。
１クール全12話。
7位 古見さんは、コミュ症です。
私立伊旦高校に入学が決まった小心者の只野仁人は周りの空気を読み波風を立てずに高校生活を送ることを目標にしていた。そんな只野君の席の隣は登校初日で学校中がどよめく程のマドンナ古見硝子であった。
只野君は古見さんに話しかけるも、つれない態度。そんな古見さんが実は極度のコミュ症だったことに只野君は気付く。
「友達100人作る」というピカピカの年生のような目標を掲げる古見さんですが、その容姿とのギャップがいじら可愛らしい。
ジャンルは学園コメディ。
第1期：全12話
第2期：全12話
6位 86 -エイティシックス- 第2クール
かつてギアーデ帝国は自律式無人戦闘機械《レギオン》を開発し周辺諸国に攻め入った。その後市民革命により帝国は滅んだが、残されたレギオンだけが周辺国への戦闘を続けていた。
その周辺国の一つサンマグノリア共和国ではレギオンの脅威に耐え兼ね、戦時特別治安維持法を施行し有色人種から人権を剥奪し共和国85区外の住人86（エイティシックス）と呼び強制的にレギオンと戦わさせた。彼らの搭乗する機体はジャガーノートといい、人権を持たない彼らは人ではないので共和国では無人機と認識されている。そんな共和国の軍人ヴラディレーナ・ミリーゼと軍東部戦線第一戦区第一防衛戦隊「スピアヘッド」に所属する86たちとの物語。
数行のあらすじでは書ききれないほど内容の濃い物語です。ストーリーとしてはレーナとスピアヘッドの連中とのヒューマンドラマを中心にレギオンと戦闘していくことで物語が展開していきます。ヒューマンドラマというと地味に聞こえるかもしれませんが、決して堅苦しい内容ではなく派手な戦闘シーンで退屈はさせません。
1期：12話、2期：11話。
5位 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
魔王タラクスンによるアヴァロン大陸侵攻が始まり3年。4つの国が滅ぼされ大陸の半分は魔王の手に落ちた。だが神は人を見捨てなかった。この世界の生物には「加護」と呼ばれる生まれながらの固有スキルが与えられる。
辺境の地ゾルタンには、かつて勇者パーティに所属していたレッド（本名：ギデオン）と名乗る薬草採取専門の冒険者がいた。ギデオンには「導き手」という加護があった。「導き手」は勇者の旅立ちを守り導くことが役割であり、ギデオンはその加護によって生まれつきベテラン騎士並みの力を持っていた。しかし勇者パーティは既にギデオンのレベルを超えてしまい、役割を終えたギデオンは勇者パーティを抜けてゾルタンに流れ着いたのだった。
訳アリ冒険者が実力を隠してスローライフを目指しつつも、様々な難事件に見舞われながら解決していくという立身出世型のファンタジーアニメです。
桁外れな強さは無いものの、自らの加護を最大限利用して活躍する主人公がカッコいいです。
全13話。キリの良いラストをむかえています。
4位 進化の実～知らないうちに勝ち組人生～
高校2年生の柊誠一（主人公）はデブでブサイクで、おまけにひどい体臭の持ち主な超いじめられっ子だった。ある日、校内放送で神と名乗る者から勇者として異世界に行ってもらうという放送の後にクラスごと異世界に送られる。
グループで転移されるはずだったが、いじめられっ子の誠一はたった一人で異世界に送られることになり、何も起こらないまま5日が過ぎる。空腹だった誠一は落ちていた木の実を食べてみた。ひどくマズかったが空腹は満たされた。ところがこの木の実は進化の実と呼ばれるレベルアップごとにステータスも容姿も進化するチートアイテムだった。
まさにテンプレの俺TUEEEE異世界召喚ハーレム物です。特に何のひねりも無い純粋なテンプレストーリーなので評価は分かれるでしょう。異世界転移のテンプレが好きな方ならそれなりに楽しめると思います。
全12話。途中で終わっていますので、2期があるなら期待しましょう。
3位 無職転生-異世界行ったら本気だす- 第2クール
34歳まで無職で引き籠っていた男が、親の死をきっかけに兄弟に家から追い出されてしまった。家を出てふらついていたところでトラックに轢かれそうな高校生を助けようとして死んでしまった。
目覚めると見知らぬ土地でルーデウス・グレイラットという赤子として転生していた。そこは剣と魔法が存在する異世界だった。
完全無欠の異世界転生テンプレストーリーではなく、それなりに鬱展開もあります。個人的には鬱展開は好きではありませんが、ありきたりな展開に飽き飽きしている方も多いようで人気作品となっています。
2クール全23話。途中で終わっています。
2023年に2期目放送予定なので楽しみにしましょう。
2位 異世界食堂2
「洋食のねこや」は七日に一度だけ時空を捻じ曲げ異世界にいくつもの扉を生み出している。異世界の住人は人間だけでなくエルフやドワーフ、リザードマンなども異世界食堂の常連である。料理を通して客や従業員達の日常を描く。
奇抜な料理は一切ありません。普通の洋食屋の料理しか出てきません。妨害も争いもない、ただ美味しい料理をつくって食する優しい物語です。
2期目では「洋食のねこや」の生い立ちや秘密にも触れられていて大満足の内容となっています。
ジャンルはグルメファンタジー。
1クール2期。一話ずつ完結してるので中途半端感はありません。
是非とも3期目を希望します。
1位 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
闇の組織で生まれ暗殺するためだけに育てられた世界最高の暗殺者が、その記憶を持ったまま異世界へと転生した。転生時に女神から勇者を殺すように依頼されたが、勇者と違って普通の人族であるため人族の持つ限界の能力と暗殺者だった頃の経験を元に勇者討伐の準備を始める。
最近の異世界転生モノと言えば、転生者だから強いだけという作品ばかりなので、多少飽きられてきた面も多分にあります。やはり転生してきたのだから生前の知識や経験を生かした物語でなければ転生モノである意味がありません。その点このアニメは異世界転生を十分に活用した内容ですので、当然ですが面白いです。
ジャンルは異世界転生もの。
全12話。途中で終わっています。
