「冴えない彼女の育てかた」見終わりました。
あらすじ
高校2年のオタクである安芸倫也は桜の舞い散る坂道で運命の出会いを果たした。その時の感動をどうしても表現したくてギャルゲーを作ることを決意した。坂道で出会った彼女に学校で偶然再会するが、あの時感じたヒロインとしての素質は全く感じられず全くキャラが立っていない、キャラが死んでいる存在だった。
感想
ラブコメとして見ると、どこにでもあるようなテンプレストーリーですが、ギャルゲー作りと絡めた内容になっている所が秀逸です。またストーリーだけでなくキャラ設定や作画、会話のセンスについても他の同系統のアニメとは一線を画しています。そしてこのアニメの何より奇跡なところは、女性キャラがあまりにも全員魅力的なことです。どのキャラを応援するかこれほど迷うアニメも珍しいと思います。
キャラクター
主人公は、一見よくあるハーレム系鈍感キモオタ主人公なのですが、暑苦しいほどに情熱的でここまで徹底されると見事と言うほかはありません。ヒロインの一人である加藤 恵に至っては「キャラが薄い」というキャラをこれほどまでに立たせてしまうのには驚きです。他のヒロインも全員魅力的ですが、個人的には霞ヶ丘 詩羽推しです。原作や劇場版では最終的に一人を選んでしまうのですが、それにしてもハーレム系でこれほど誰か一人を選んで欲しくなかった作品はありませんね。
ストーリー
主人公がギャルゲー作りを志し、その人材集めから制作に至るまでをラブコメを交えながら描かれています。ラブコメだけ、ギャルゲー作りだけ、オタ系だけを取っても十分に面白い内容になっていると思います。そういう意味では一粒で三度美味しいアニメではないでしょうか。
ジャンルはクリエイター系学園ハーレム物です。
ラストは一応キリのいい所まで描かれているので一気見するにはもってこいだと思います。
評価
キャラ ★★★★★
総合 ★★★★★
1クール2期までです。