【Fate/Apocrypha】視聴後の感想・評価★4

「Fate/Apocrypha」見終わりました。

あらすじ

「Fate/Zero」「Fate/stay night」の外伝的な位置づけとなる世界観で描かれる。約60年前に行われた、勝者にはどんな願いも叶うと言われる「第三次聖杯戦争」の折、マスターの一人であるユグドミレニアがナチスと共に大聖杯を強奪した。大聖杯を保有し続けていたユグドミレニア家が魔術協会と対立するに至り、本来７人のマスターで争われる聖杯戦争が７人対７人の合計14人での「聖杯大戦」が執り行われることになる。

感想

本来7人ずつのマスターとサーヴァントが14人ずつの28人になれば面白さが倍増するかと思いましたが、それほど単純ではなかったようです。作画も少し質が落ちたのではないでしょうか。それでもバトルシーンはカッコイイし、キャラも多種多様の英霊たちが出てきて楽しかったです。
ただし「Fateシリーズ」の世界観があるからこそ楽しめる作品なので、「Fate/Zero」「Fate/stay night」を未視聴だと面白味が半減すると思います。

キャラクター

今回のサーヴァントでは、とても英雄とは呼べないような英霊が登場していますが、それはそれで面白いと思いました。ただ人数が多過ぎて各キャラに対する感情移入が薄れてしまったように思います。マスターについては魅力的なキャラが少なかったのが少し残念でした。

ストーリー

今回はこれまであまり語られることのなかった「第三次聖杯戦争」から分岐するパラレルワールドでのストーリーとなっています。この世界では「Fate/Zero」の舞台である「第四次聖杯戦争」は存在していません。それでもパラレルワールドということなので、お馴染みのキャラ達も若干は登場します。
人数は変わりましたが、聖杯をめぐってマスターとサーヴァントが争うという「Fateシリーズ」の基本的な流れは変わりません。違う点は「ルーラー」と呼ばれる「聖杯戦争」の審判役のサーヴァントが存在することで、本編の監督役のような役割を果たします。

評価