「Fate/stay night」
「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」
「Fate/stay night [Heaven’s Feel Ⅰ・Ⅱ]」見終わりました。
あらすじ
穂群原学園に通う衛宮士郎(主人公)は、ある日の放課後、槍を持った男に襲われることから「聖杯戦争」に巻き込まれる。
「聖杯戦争」とは、どんな望みでも叶うと言われる「聖杯」を得るにふさわしい者を選定するために7人の「マスター」が争い殺し合う戦いである。「マスター」は「サーヴァント」と呼ばれる強大な戦闘力を持つ、各時代の英雄の霊(英霊)と契約することになる。
「聖杯戦争」に参加するマスターとサーヴァント達は聖杯を求め熾烈な戦いが始まる。
感想
元々はシナリオ分岐型のアドベンチャーゲームが原作のアニメになっており、アニメもそれぞれのシナリオごとにエンディングが変わることになります。ゲームならそれもいいのですが、個人的にはアニメには結末は一つであって欲しいと思っています。それでもやっぱり「Fate/stay nightシリーズ」は面白いです。どのシナリオも秀逸だし何よりキャラが魅力的です。
一番初めに放送されたのが「セイバールート」になりますが、製作が2006年ということもあり、映像技術的にもシーン割的にも古い印象を受けます。これに対して「遠坂凛ルート」は8年以上後の制作になるため、戦闘シーンも半端なくカッコよくなっています。音楽も良いですね。
「Fate/stay night」の10年前が舞台となって描かれている「Fate/Zero」という前回の聖杯戦争の物語があります。「Fate/stay night」単体では理解できない伏線も多くあるため、全てを理解するには「Fate/Zero」も見る必要があります。
キャラクター
とにかく英霊がスゴイ。それぞれの時代で伝説級の英雄と呼ばれたキャラクターですから当然と言えば当然なのですが、どの英霊を取っても主役級の働きをします。時代の異なる英雄同士の戦闘というだけでも心躍る設定と言えるでしょう。
ストーリー
ゲームでのFate/stay nightシリーズは「セイバールート」、「遠坂凛ルート」、「間桐桜ルート」の3人のヒロインとのエンディングが用意されており、それぞれ「Fate/stay night」、「Fate/stay night [UBW]」、「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」というタイトルでアニメ化されています。「Fate/stay night」と「Fate/stay night [UBW]」についてはかなり内容が重なる部分が多いのですが「Heaven’s Feel」では劇場版ということもあり、重複する部分は大幅にカットされています。また本編の始まる1年半前からの経緯も簡単に語られています。さらに「間桐桜ルート」はかなりダークな内容となっており、他のルートとは毛色の違う雰囲気をかもし出しています。
「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」は劇場版3部作となっていて来年に最後の3作目が公開予定です。
評価
キャラ ★★★★★
総合 ★★★★★
「Fate/stay night」が2クール、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」が1クール2期で完結しています。