「NIGHT HEAD GENESIS」見終わりました。
あらすじ
霧原直人、直也の兄弟は超能力を持って生まれてきた。あまりにも強力な能力の為、幼い二人は山奥の研究所に隔離されることに。
それから15年後、二人を隔離状態にしていた結界が消滅するのをきっかけに二人は研究所を脱走した。
「二人が外に出るとマイナスの力を呼び寄せる」と言われていた通り、二人には様々な災いが降りかかることになる。
感想
超能力を使って俺TUEEEなストーリーではありません。異質な能力を持つが故の苦悩を描いています。全体を通してシリアスな物語構成となっており、人の持つマイナス要素を超能力と結びつけて表現しています。
少し古い作品です。回想シーンの使いまわしは気になりましたが、ストーリー構成も作画もしっかりしているように思いました。
キャラクター
強力なテレキネシスを使える兄の直人とリーディング能力のある弟の直也を主人公として、二人を取り巻く敵やサブキャラ達も皆しっかり仕事してます。
主人公二人のメンタルが弱すぎなところもありますが、異能者ゆえの苦悩を描きたかったんだと思いますので、私のような無能者が理解できることではないのでしょう。
ストーリー
とにかく最初から最後まで二人が頭を抱えて苦悩しているシーンばかりですが、一つ一つ問題を解決していく度に二人が成長していくのを嬉しく感じました。
超能力物といえばバトルで敵を倒しまくるイメージですが、戦闘シーンはそれほどありません。そもそも超能力を使って敵を倒したらまた頭を抱えないといけませんので・・・。
ラストは最後の2話はオマケみたいなものですが、決着までしっかり描かれています。
評価
ストーリー ★★★★☆
キャラ ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
キャラ ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
2クールですので一気見に最適です。