「東のエデン」見終わりました。
あらすじ
卒業旅行でワシントンD.C.を訪れていた森美 咲はホワイトハウスの前で全身素っ裸の日本の青年に出会う。青年は滝沢 朗と名乗り、日本まで行動を共にすることになる。その頃の日本では「迂闊な月曜日」と呼ばれる、各地にミサイルを撃ち込まれる事件が多発していた。これは100億円を使って日本を良くする「セレソンゲーム」が原因だった。滝沢 朗は記憶を失っていたが、実は「セレソンゲーム」に参加する12人の一人だった事を知る。
感想
主人公は記憶も服もない状態から始まって徐々に自身の素性も与えられた使命も明らかになっていきます。そして秘密が解き明かされていけばいくほど物語に引き込まれていきます。ニートという人種が社会問題視され始めた時代背景も重要なテーマとなっています。
キャラクター
登場するキャラはことごとく個性的なキャラクターに描かれています。セレソンゲームの参加者たちもそれぞれに日本の社会に対する主張や思惑に基づいてゲームを進行しているところが非常に魅力的に感じました。
ストーリー
物語は主人公の過去を明らかにしていく事で進行していきます。ニートやテロリスト、AI、ベンチャーなど、当時話題となっていたキーワードをふんだんに盛り込んだ内容となっている点が非常に興味深く感じました。
ラストについてですが、多くの謎は解明されましたが、セレソンゲームの決着までは描かれていません。全ての決着まで見たければ劇場版の2作品まで見ないといけません。この劇場版が2期目で放送されれば良かったのですが、劇場版でしか見れないというところが非常に残念です。
評価
ストーリー ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
総合 ★★★★☆
1クールのみです。見るなら劇場版まで見る覚悟で視聴する必要があるでしょう。